Pistol Packin' Mama

「レイダーをピストルでダウン(Raider Pistol down)させたり母をピストルでファック(Pistol Fucking Mama)したりと物騒な曲だなあ...」と思っていたが、実際は浮気男に銃を突き付けて凄い剣幕で威圧している女性の話だった。想像よりさらに物騒な曲とはたまげた...

リフレインされる "Lay that pistol down" （ピストルを下ろして）の "Lay that" が、日本語耳には「レーザー」や「レイダー」に聞こえやすいようだ。
両方ゲームに縁が深いため、誤聴がますます強化されるのが味わい深い。

もともとNワードの女性版のようなものなのでBLMなんざ無くても初っ端からアウトです。

「拳銃を忍ばせたお母さんはいらっしゃいます？ もしそうなら、この『ピストル・パッキン・ママ』はあなたのための曲です…」

ママとは主に黒人英語で女性への呼び方を指す。
近頃ではBLMの影響で「差別用語」とされつつあるようだ。なんとも悲しい話だ。

まあ主人公の性別によっちゃ、ケロッグ始め連邦の色んな人たちがピストル持ったママに追いかけ回される羽目になるわけですが

この曲聴いてwww「レーザーピストル？レイダーピストルかも！」とか思ったSM脳www
私です
優しさのミルク笑えねえ・・・

ママ・マーフィに出くわしてしまったデスクローの心境を歌った曲である＜嘘＞

戦後沖縄に進駐した米軍兵から本曲を教わった故登川誠仁氏が耳コピなどを駆使して三線向きにコピーしたペスト・パーキン・ママという曲はバーなどで演奏され当時の米兵達にも親しまれた。
現実でもこの曲は瓦礫の山の中で逞しく生きていく人々を支えた曲なのだ。

余談だがFallout Shelterにもこの曲の一部が使われている。
住民たちの仕事を加速させるためにヌカ・コーラクアンタムを与えた際と、
クエストを完了した際に流れる。

>>2
ホンキートンクのイメージはもともとこの曲がホンキートンクミュージックというかカントリー&ウェスタンの曲だったかららしい。原詞はカントリー&ウェスタンのアル・デクスターが書いており、それをフォークソングのBoil Them Cabbage Downという曲をアレンジしたものに乗せたのが始まりなんだとか…http://boltontoipswitch.blogspot.jp/2015/12/pistol-packin-mama-bing-crosby-andrews.html?m=1
因みにNVのジングル・ジャングル・ジングルも原型はジーン・アウトリー(オートリー？)のカントリー&ウェスタンらしい。
ホンキートンクは現代ではカントリー&ウェスタンを聞かせる飲み屋だったりレストランをそう呼ぶ。

L.A Noireでもラジオから流れている。L.A Noireを思い出したプレーヤーも多いだろう。人口が増加しはじめ、警察は腐敗し、イカれた犯罪が多発した40年代のロサンゼルスにぴったりの歌だ。モラルもなにもかも滅茶苦茶な核戦争後には…ちょっと狂気が足りない気がする。

DLC第2弾「Wasteland Workshop」のトレイラーでBGMとして採用され、発売前のコンバット・トレイラーで使用された"Atom Bomb Baby"に次いで一気に知名度を上げた。
冒頭でマイアラーククイーン・レイダー・アサルトロン・スーサイダーと次々と戦う111を陽気に演出している。

Al Dexter作詞作曲、歌い手はBing Crosby ＆ The Andrews Sisters
銃を持ち有刺鉄線を乗り越えて夫の浮気相手を追い詰める妻に着想を得たとのこと
キャバレー(正確にはホンキートンク(バーの一種)イメージらしい)で偶然出会った女性に追いかけられる曲となっている
そこまで深刻なイメージの歌詞でもないのだが、fallout世界で聴くと真面目な緊急事態に聞こえる…
なんとなく「ピストルを下ろしてくれ」が「レーザーピストルを下ろしてくれ」に聞こえるのもfallout流ジョークだろう

ピストルを下ろしてくれ、ベイビー
ピストルを下ろすんだ
ピストルを持ったママ
ピストルを下ろしてくれ